行政書士試験

行政書士試験受験勉強シリーズ!今日の学習まとめ「憲法総論について」

ハク

行政書士試験に向けて学習した内容を備忘録を兼ねてまとめてみることにしました。参考書読むだけだとやっぱりどうしても読み流してしまう時もあるし、ノートにまとめるならブログ化しちゃえと思い、初めてみました。学習記録なのでもし間違いがあったらこっそり教えてもらえると嬉しいです。あくまでも行政書士試験に向くての勉強なので出題傾向の低いところはサラっと流していく場合もあります。

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憲法と法律の違い

まず、憲法と法律の違いとは何でしょうか?それは下記のように要約できると思います。

憲法・・・国家の権力を制限
法律・・・個人の権利・自由を制限

現在の日本は法治国家です。
人の支配から法の支配へと移り替わってきました。
歴史的にみると人の支配は、豊臣秀吉や徳川家康といった権力者が支配していた時代から明治維新を得て現在の法の支配となりました。

憲法の3つの原理

憲法の3つの原理として、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義があります。それぞれについてまとめていきます

国民主権

国家権力とは、国が持つ権力や力のことです。政府や行政機関、議会などがその代表的な例です。国家権力は、国を運営し、法律や規則を定め、国民の安全や福祉を守るために存在します。

国家権力の最高独立性とは、国が自己の意思で行動し、外部の影響や干渉を受けないということを指します。これは、国家が自らの政治的な判断や方針を決定し、他の国や外部の勢力に左右されないということです。

そして、国政の最高の決定権とは、国家権力が政治的な意思決定の最終的な権限を持つことを指します。言い換えれば、政府や議会が国の政策や法律を制定し、実施する際に、その決定において最終的な権限を持っているということです。

これらの概念は、国民主権と密接に関連しています。国民主権の下では、国家権力は国民の代表として行動し、国民の意志を反映することが求められます。国家権力が最高独立性を持ち、最高の決定権を行使する一方で、その行使は国民の意志や利益に基づいている必要があります。

つまり、国家権力は国民主権の下で運営され、国民の代表として行動しつつも、最終的な決定権や独立性を持っていることが重要なのです。

基本的人権の尊重

基本的人権とは、生まれながらにして持つ人間らしい権利のことです。例えば、生命や身体の安全、言論や信仰の自由、差別の禁止などがその代表的なものです。これらの権利は、個々の人間が尊重され、尊重されるべきであるとされています。

日本国憲法でも、基本的人権の尊重が重要視されています。憲法は、国家の権力を制限し、国民の権利を保障する役割を果たしています。憲法によって、政府や国家機関が基本的人権を侵害することができないようになっています。

基本的人権の尊重は、民主主義社会の根幹に関わる重要な価値です。個々の人間が尊重され、その権利が保障されることで、公正で平等な社会が築かれることが期待されます。また、基本的人権の尊重は、社会の多様性や包括性を促進し、個々の人間が自由に生きることができる環境を整備することにもつながります。

つまり、基本的人権の尊重は、国家や政府が人々の権利を尊重し、保護することが不可欠であるということを示しています。これによって、個々の人間が尊厳を持ち、自由に生きることができる社会が実現されるのです。

平和主義

平和主義とは、国際政治や国内政治において、平和を重視し、紛争や戦争を避けることを目指す思想や原則のことです。

日本の平和主義は、日本国憲法に明記されています。憲法前文において、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と述べられています。

この平和主義の基本原則により、日本は戦争を行使する権利を放棄し、国際紛争を平和的な手段で解決することを掲げています。また、自衛権のみを認め、武力による威嚇や攻撃を行わないことが、日本の平和主義の基本となっています。

日本の平和主義は、過去の戦争の悲劇を反省し、二度と同じ過ちを繰り返さないために打ち立てられました。戦争や紛争は人々の生命や尊厳を脅かし、多くの悲劇をもたらします。そのため、平和主義は、人間の尊厳や幸福を守るために不可欠な価値観とされています。

平和主義は、国内政治だけでなく、国際社会においても重要な役割を果たしています。国際社会での協力や対話を通じて、紛争を解決し、平和を築くことが求められます。そのためには、国際法や国際協力の枠組みを活用し、相互理解や信頼関係を築いていくことが重要です。

つまり、平和主義は、戦争や紛争を避け、平和な世界を築くための大切な原則であり、日本の国家の根幹に深く根ざしています。

今日の学習のまとめ

日本国憲法の根底にある法の支配の考え方を理解して、最も重要な国民主権について理解しましょう。

憲法総論については試験では出題率が低いので簡単にまとめましたが、法律的にはとても重要なポイントなので時間的に余力があればしっかり学び直したい項目でした。

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副業WEBライター
神奈川の片隅でひっそりと 活動している副業WEBライター 放置していたブログ運営を再活動 本業は下っ端会社員 よろしくお願いします。 自分が学んだことのアウトプットを していきます。少しでも良い 情報を届けれるように頑張ります。 このサイトはWordPress テーマは JIN:Rを使っています
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