行政書士試験挑戦シリーズ④ おすすめ参考書入門テキスト編
今年の行政書士試験を独学で勉強することにしたので、必要な教材を購入しなければいけません。法律関係の勉強は全くの初心者というほど知らないわけではありませんが、行政書士試験のような国家試験に向けて本格的に勉強した経験はありません。
そこでまずは、入門テキストを購入して勉強をスタートしようと思い、いろいろと調べていました。
テキストの選び方・注意点
- 入門者向けの教材を選ぶ: 初めて法律を勉強する場合は、専門的な用語や概念が理解しにくい場合があります。そのため、初心者向けにわかりやすく解説されている教材を選ぶことが重要
- 基礎から丁寧に解説されているか: 初心者にとっては、法律の基本的な概念や原則から学ぶことが重要です。教材が基礎から丁寧に解説されているかどうかの確認
- 例題や演習問題の充実度: 理解を深めるためには、例題や演習問題を解くことが重要です。初心者向けの教材であっても、充実した例題や演習問題が含まれているかどうかを確認し、自分の理解度を確認しながら学習を進めることができるかを考慮しましょう。
- 分かりやすい表現や図解があるか: 専門的な知識を初めて学ぶ場合、わかりやすい表現や図解があると理解がしやすくなります。初心者向けの教材は、分かりやすい表現や図解が含まれているかどうかを確認しましょう。
- 口コミやレビューを参考にする: 他の初心者がどの教材を使って効果的に学習できたかを知ることは有益です。口コミやレビューを参考にし、自分に合った教材を選ぶことが大切です。
上記内容を考慮しておすすめの入門書を探してみました。
初心者でも安心 入門テキストおすすめ3選
みんなが欲しかった!行政書士合格へのはじめの一歩 TAC
資格の学校でおなじみのTACから出版されている参考書です。TACから出ているだけあり初心者にもわかりやすい内容でまとまっています。
個人的な感想ですが、行政書士試験に限らず、ほかの試験の参考書に関してもTACから出ている参考書が一番わかりやすいと思います
この本は2つの部分に分かれており、最初の部分は「オリエンテーション編」で、試験の流れを図解やイラストでわかりやすく説明しています。各科目の特徴も簡潔に紹介され、初心者でも理解しやすい構成です。
次の部分は「入門講義編」で、多くのイラストや図を使い、入門レベルの内容をわかりやすく解説しています。
この本は法律初心者でも読みやすくする工夫がされており、難しい用語を避け、イラストを多用しています。
うかる!行政書士 入門ゼミ 伊藤塾
「合格への第一歩!行政書士 入門ゼミ(日経BP 日本経済新聞出版)」は、本格的な学習に入る前に、行政書士試験の全体像をつかみ、基盤を築くことを重視しています。
詳細なテキストを読む前に、まず全体の構造を把握することが難しいと考え、ざっくりとした概要を把握することを目指しています。
憲法、民法、商法、行政法、基礎法学、一般知識など、各科目ごとに入門レベルの学習内容を紹介しています。
また、学習の方法や進め方についても詳しく解説し、試験までの学習プランを提示しています。これにより、どの時点で何を行うべきかを明確にすることができます。
さらに、実際の行政書士の業務内容や1日のタイムスケジュールも紹介されており、合格後の姿をイメージしやすくなっています。
このテキストは「うかる!」シリーズの入門編であり、総合テキストとの連携も図られています。シリーズを揃えることで、本格的な学習にスムーズに移行できます。
合格革命 行政書士 スタートダッシュ 早稲田経営出版
「合格革命 行政書士 スタートダッシュ(早稲田経営出版)」は、特に出題頻度の高い重要項目の42テーマを先行学習することを優先しています。
このテキストは、完全な法律初学者向けではなく、少し法律の知識がある人が他の受験者との差をつけるために利用するのに向いている参考書です。
過去の試験出題実績に基づき、42の重要基本項目が厳選されています。
各科目ごとに、科目別のガイダンスや出題傾向表、分析と対策が掲載されています。
フルカラーテキストで、図解や関連図も豊富に掲載されており、視覚的に理解しやすくなっています。
各テーマの最後には確認テストの〇×問題も用意されており、理解度のチェックも容易です。
入門テキストとしての役割だけでなく、試験直前の要点整理テキストとしても活用できます。
合格革命 行政書士 スタートダッシュ 2024年度 [直近10年間の出題傾向を徹底分析!](早稲田経営出版)
まとめ
まずは入門書で試験の概要を把握して全体像をつかんでから、各項目について深く学習していく方が理解しやすいでしょう。また基本書や過去問なども評価の高いものを探して紹介したいと思います。