著作権シリーズ① ビジネス著作権検定受験合格記
ビジネス著作権検定
ビジネス著作権検定という民間資格があります。2023年度の話になりますが、私はこの試験を受験して初級、上級に合格することができました。
このページでは私が受験したビジネス検定について説明していきたいと思います。
このページを読んでほしい人
- ビジネス著作権検定の受験を考えている人
- 著作権について興味のある人
- ブログやWEBライターをしていて著作権が気になる人
なぜビジネス著作権検定を受験したのか?
さて、なぜ私がこのビジネス著作権検定の受験をしたのかですが、まず最初に私の本業は会社員で事務職ではありますが、法律とはあまり関係のない部署です。
今回の受験に関しては特に会社から指示があったとかいうものではありません。
ではなぜ受験をすることにしたのかといえば、ずばり著作権に興味があったからです。
著作権に興味がある理由というのが、副業に非常に密接にかかわってくるからでした。
私は現在副業でWEBライターをしています。このブログにしてもそうですが、著作権にはとても気を使います。あと趣味でハンドメイドをしているのですが、これにも著作権が絡んできます。
著作権という名称を聞いたことがある人は多いと思いますが、詳しく知っている人は少ないと思います。
なんとなく、他人のものを勝手に自分のブログに掲載しちゃいけないとか、歌手の歌詞をサイトや掲示板に書いちゃいけない。その程度の認識だと思います。
実際、私もその程度の知識しかありませんでした。しかし、副業で文章を書いていて、これ引用で良いのか?この文書このまま記載してよいのか?知識が無いことで非常に悩むことがありました。
そこでこの際しっかりと学ぼうと決意して調べたところ、ビジネス著作権検定なるものを見つけました。
やっぱり知識を身に着けるには、試験が一番です。試験に合格すれば、身に着けた知識が正しいことを第三者に証明することもできますし、何より試験を受けるつもりで勉強しないとサボってしまっていつまでも勉強しないのが目に見えています(汗)
そんなことからビジネス著作権検定の受験を決意しました。
この資格は就職や転職に役に立つのか?
このビジネス著作権検定という資格、聞いたことが無い人も多いと思います。私も調べるまで知りませんでした。
そこで気になるのが世間の評価です。
このビジネス著作権検定ですが、就職や転職に役にたつのか?
正直言います。あくまでも私の個人の意見です!
たぶんあまり役にたちません。著作権の知識が必須な業務ってあまり少ないですよね。ほとんどの仕事は著作権の知識なくても業務こなせると思います。
著作権の知識が役にたつ、出版業界とかなら需要あるのかな?そんな感じで正直就職活動や転職活動に役立てることはあまり期待しない方がよいかと思います。
では受験しない方がよいか?といえば、私は受験して良かったと思います。この試験を受験したことで、今まで以上に文章を自身をもって書くことが出来るようになりました。
やっぱり著作権と切っても切れない関係にあるWEBライターという仕事上、著作権について正しい知識を持っているという自信は、とても大きな財産(武器)になると思います。
WEBライターやブロガーの人にはぜひおすすめしたい試験です。
ビジネス著作権検定とは?
ビジネス著作権検定とは、株式会社サーティファイが主催する民間資格です。
7分野28種類といった非常に多くの資格試験を開催しています
ビジネス著作権検定試験概要
試験は初級と上級に分かれています。
初級 10:00~12:00 試験時間が60分間 試験終了は11:00~13:00
上級 13:00~15:00 試験時間が90分間 試験終了は15:00~17:00
試験場所はリモートWEB試験
リモート試験なので試験時間中であればいつでも好きなタイミングで試験を開始することができます。ログインして試験開始をした時点から初級は60分 上級は90分で試験が終了となります。
また試験時間が午前と午後と別れているので、午前中に初級を受けて午後に上級を受験するといったW受験も可能です。私もW受験をして同日で初級と上級を受験、合格しました。
ビジネス著作権検定の合格基準は、
初級が65%以上の得点率
上級が70%以上の得点率となっています
試験の難易度
ビジネス著作権検定の難易度は?
ビジネス著作権検定の詳細な合格率は公開されていませんが60%前後といわれています。
必要な勉強時間はサーテファイによると初級が15時間、上級が45時間となっています
私は最初からW受験を前提に勉強していたので、上級を視野に勉強しましたが、初級が15時間では足りないと思います。
というのも私は初級よりも上級の点の方が良く、初級の方は合格点ギリギリだったのです。
それというのも、試験の解答は選択式なのですが初級の方は設問と回答が曖昧で、それがかえってひっかけ問題のようになってしまっているように感じました。
もし両方合格したいというこだわりがなければ、上級だけ受験した方が良いかもしれません。(受験代も節約できますし)
私の全体的な勉強時間として通算で70時間程度は勉強していたと思います。
著作権の知識が全くない人が受験した場合、45時間では正直不足すると思います。試験範囲が結構広く、全体的に覚えないとならないのでしっかり準備をするほうが良いと思います。
ただそれほど不安なることもなくしっかりとポイントを押さえて勉強すれば1回で十分合格可能なレベルの資格です。
おすすめ参考書
試験対策は勉強はこの本1冊だけで十分だと思います。実際私はこれだけしか使っていません。ただしあくまでも試験対策としての参考書としてなので、もう少し幅広く基礎から勉強したいという人には不向きかもしれません。
あと参考書ではないのですが、サーティファイが主催するWEBでの講習会があるのですが、これは時間があれば一度受講しておくとよいかもしれません。
この試験に対する向き合い方や試験への考え方が理解できて合格するための学習方法を理会できると思います。
まとめ
WEBライターやブロガーにはぜひ受験をしてもらいたい資格であるビジネス著作権検定について私が試験を受けた経験をもとに記事をまとめてみました。
著作権についてはこれからもシリーズ化して記事にしていきたいと思い、この記事のタイトルも著作権シリーズ①となっています。著作権に興味のある人は気長に更新を待ってもらえると嬉しいです。